一日にして、不幸なことにH115iのポンプから不定期に異音が発生するようになってしまったので、返品となりました。初期不良ですかね。あれまぁ…。
ということで、Nepton 280Lを調達し、本日換装しました。HackintosherとしてはUSB+Windowsソフトウェアでポンプコントロールとかあり得ないので…。*1
Nepton 280Lでリベンジ
H115iで鍛えられたので、とりつけは30分ぐらいで完了。
Cooler Master Nepton 280L 水冷CPUクーラー FN757 RL-N28L-20PK-R1
- 発売日: 2014/07/25
- メディア: 付属品
先日の記事で紹介し忘れていたのですが、バックパネルのファンは簡易空冷のファンと干渉するので以下のファンを使っています。取り外したFractal Designのファンはフロントパネル側に移動させました。
AINEX Slimfan PWM対応 [ 80mm角 ] AK-FN076A
- 発売日: 2015/05/29
- メディア: Personal Computers
H115iのときは干渉が軽度だったのでねじ込みでなんとかなりましたが、Nepton 280Lの場合はそのレベルを超えて取り付け不能です。マザーボードのバックパネル部分と思いっきり干渉しています。なので、ラジエターに取り付ける140mmファンの手前下部をカッターで削って最後にサンドペーパーを掛けました…。このようにすれば、取り付け可能です。結局、取り付け時に加工してしまうので、何かあったときに返品できないことになるので、まずは空いているファンヘッダに仮で取り付けしてみて、ノイズや初期不良は問題ないか検証してから本格的な取り付けをした方がいいでしょう。
H115i vs Nepton 280L
負荷テストの結果は以下(今回からLinPack+AVXで負荷を掛けてます)。ラジエターファンはどちらもQ-fanのサイレントモードです。ポンプ回転数は、H115iがCorsair Linkの静音モード, Nepton 280LはQ-fanの自動最適化設定なのでフルスピードではありません。Nepton 280LはUSBインターフェイスがそもそもなく、ASUSのAIO_PUMPヘッダに接続しているのでこのようなことが可能になります。つまり、電源供給はH115iのようにSATAからではなく、ポンプ用のヘッダから行います。これならWindows以外のOSでも回転数制御が可能です。高負荷時の温度は平均2度ぐらい下がっています。定常時にポンプのジージーというような異音も聞こえません。ラジエターのファンもH115iより静かな気がします(個人の感想)。かなり優秀ですね。とりあえず、1時間の負荷テストでも安定しています。
Corsair H115i, OC 5GHz
Cooler Master Nepton 280L, OC 5GHz
macOSでのメトリクス(CPU温度, 動作クロック, 消費電力)
CINEBENCH R15のCPUベンチマーク中のメトリクスです。最大温度は73度ぐらい。
たぶん、ラジエターファンのプロファイルをターボとか手動でチューニングするともっと冷えるかもしれません。
追記
よく見たら、追加アップデート以後 IAが取れていないな。HWMonitorを最新にしないとだめかな。 よくよく調べたら、IPGでもHWMonitorでもIAが取得できなくなっている模様。kextの問題かもしれない…。
Nepton 280Lの後継
11月に後継機が発売されたようです。が、まだ入手しにくい模様。Nepton 280Lは数ヶ月でポンプが故障するという話もあるので、もし故障したらこっちに移行するかもしれません。まぁ、3万弱もするなら本格水冷もありかもせんが…。
ということで、Hackintosherな方は、CorsairじゃなくCooler Masterの方がいいのではないでしょうか。