空冷のサイズ オリジナルCPUクーラー 虎徹 Mark IIからCorsair H115i 水冷一体型CPUクーラー FN1023 CW-9060027-WWへ換装しました。
Corsair H115i 水冷一体型CPUクーラー FN1023 CW-9060027-WW
- 出版社/メーカー: Corsair
- 発売日: 2016/04/08
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
雑感としては以下です。
- 取り付けは相当大変。四時間ぐらい掛かりました…。
- 虎徹より確実にノイズが大きい(虎徹が静かすぎるという言い方もできる)
- 虎徹より確実に冷える。これによってさらに倍率を上げることができる
取り付け
取り付けた結果は以下です。最初は上部に付けようとしたのですが、ラジエターは設置できるけどファンが取り付けられませんでした。
なぜかというと、以下が理由です。マザーとファンがおもいっきり干渉します。
フロントパネルへの取り付けも検討しましたが、以下の問題で断念しました。
- 5インチベイ下段を電源側に移動することになる。マザー下部への配線の取り回しが悪くなる
- フロントパネルへの取り付けは4箇所しかビス穴が通らない。そのビス穴を使うとケースファンが取り付けられない*1。
で、まぁ悪戦苦闘して、干渉部は強引にねじ込むことで取り付けることができました。多分、ファンの底部を削るとよいかもしれません。
ファンコントロール
ラジエターに装着する140mmのファン2個のケーブルは、CPU_FAN, CPU_OPTに差し込みます。ASUS Q-fanで制御可能です。ですが、フルスピードなど100%出力にすると爆音がします…。なのでサイレントモードに設定。これだと高負荷で温度が上昇しない限り比較的静かです。が、、、虎徹などに比べると明らかに五月蠅いです。
ポンプの方は、以下のようなケーブルです。この記事のとおりですが、電源供給はSATAケーブルです。残念ながらマザーのファンコントローラから回転数制御できないようです。1431rpmぐらい。
ポンプから異音
Corsair LinkのQuietモード以外のモードでは、ポンプからジリジリという音が聞こえます。感じ方は個人差がありますが、僕は気になります。ケースのトップ越しに聞こえてきます。簡易水冷だとこんなもんですかねー。 Quietモードだとしないようですが、Hackintoshからは基本的に制御不能ですね。Parallels Desktop 13 for Mac上からCorsair Linkを起動して認識する方法もようですが、このためだけに使うのはシステムリソースがもったいないとしかいいようがないです。
冷却性能
虎徹+OC 4.8GHzで平均5度ぐらい下がりました。さらにクロック倍率をあげて5.1GHzでは以下のような温度推移です。60度前後。高負荷でもこれなら常用可能だと思います。
Hackintosh(or Linux)向け
Corsair Linkが使えないLinuxやHackintosh向けには、ポンプは通常のファンヘッダに接続・制御できる方がよいですね。以下の製品ならQ-fanで制御できそうです。
Cooler Master Nepton 280L 水冷CPUクーラー FN757 RL-N28L-20PK-R1
- 出版社/メーカー: Coolermaster
- 発売日: 2014/07/25
- メディア: 付属品
- この商品を含むブログを見る
Fractal Design Celsius S24 水冷一体型CPUクーラー HS1235 FD-WCU-CELSIUS-S24-BK
- 出版社/メーカー: Fractal Design
- 発売日: 2017/06/09
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
まとめ
簡易水冷は、ノイズを気にせずOCしたい人向けですね。ご参考になれば。
*1:まぁラジエターに取り付けるファンがあるので、不要でしょうが